スクリプトの改造や作成時にとても役立つ p メソッド。
その時点でのオブジェクトの状態を表示してくれる便利なメソッドですが、
RGSS3 と それ以前のRGSS2(RGSS)では下記のように挙動が異なります。
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pメソッド |
msgbox_pメソッド |
RGSS RGSS2 |
Windows のメッセージボックスに出力 |
なし |
RGSS3 |
コンソールに出力 |
Windows のメッセージボックスに出力 (RGSS2以前の p に相当)
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RGSS3のコンソールに出力も便利なんですが、RGSS2以前の挙動に慣れ親しんだ人にとっては元に戻したいっていう場合もあるかと思います。
(そもそも msgbox_p って長くて気軽に使えない…)
そこで、以下のコードをスクリプトエディタの一番上のセクションあたりに
記述しておくと、RGSS3の p メソッドの挙動を従来のメッセージボックス出力に
変更できます。
module Kernel
alias cp p
alias p msgbox_p
end
尚、挙動を変更した p の代わりに、cp を使うとコンソール出力ができます。